ここ最近マウスのホイールをコロコロすると意図せぬ動きをされることに悩まされていました。
例えば下に行こうと回すのだがスクロールは突如上に行ったり素直に下がったり。
・・・行ったり来たりで全然ページの下が見えねえ!
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Logicool G703
[blogcard url=”https://gaming.logicool.co.jp/ja-jp/products/gaming-mice/g703-hero-wireless-gaming-mouse.910-005645.html”]
ロジ製品は保証があるようだが直ぐ壊れるという印象が強い。
このG703は1年半ほど前にG700sのチャタリングが酷く交換してもらった品です。
その時には一悶着あり次に壊れたらロジ製品を買うのはやめようと思っていたのだが、思いのほか使いやすい無線マウスで気に入ってしまったこと、何より1年半で不調をきたすことへの苛立ちから修理を試みることに。
G700sも良いマウスだったので当時も修理しようか悩んだのだが保証期間内だったしね。
まぁ、そんな考えから結果酷い目にあったわけだが・・・
修理
素人仕事なので備忘録程度に。
何となくだが接点復活材とか軸に何か挟むとかいう手立てでは根本的な解決にならない気がする。
ロータリーエンコーダ自体を交換してしまおうと思う。
スイッチしかりこういう部品は普通に売られているらしい。
今回は先人に倣いEC10E1220501というアルプス電機の物を使用することに。
裏のネジを外す
まずは中を開けない事には始まらない。
だいたいはソールの裏にネジがあるので深く考えずに外す。
4ヵ所でネジ止めされているようですね。
いざ開けようとしたが後ろの方は簡単に浮くのだが前のほうが噛んでいて全然開かない。
不安になりつつも強引にこぜったり力を加えていたら外れた・・・
怖いですねぇ・・・
バッテリーを外す
中には思ったより埃が入っていた。
ホイールの下に溜まっていた塊にビビるわ・・・
さて中央に鎮座するバッテリーが邪魔なので外すことに。
2ヵ所でネジ止めされている。
この手のコネクターを抜くのが苦手だ。
外すための道具を持っていたのだが直ぐ出てこなかったのでこのまま続行。(´’_’`;)
ロータリーエンコーダを外す
こちらも2ヵ所でネジ止めされている。
外してしまえばホイールの軸からは簡単に抜けます。
エンコーダ自体は5本足で基盤に刺さっていた。
とりあえずはんだ吸い取り線で除去していくことに。
・・・が、昔HPのマウスでやった時にはすんなり取れた覚えがあるのだが全然抜けない。
なにより基盤が宙ぶらりんでやりにくいことこの上ない。
何処がくっついているのか・・・
色々足掻いてみたが埒が明かないので温めながら引き抜くことに。
手の数が足りない。固定するようなものを用意するべきだったと後悔。
取り付けたはいいが・・・
元の場所にネジ止めしようとすると何かがおかしい。
まさか部品の高さでも間違えたかと不安になったがどうやらそうではないようだ。
ホイールに被っている外装の様なパーツが干渉する。
形がちょっと違っており出っ張った部分が合わないようだ。
幸いぶつかっているのは外装側も出っ張りなので少し削り落とすことに。
このパーツ自体も逆側にあるホイールクリックのボタンの付いた基盤のネジを外せば取れる。
・・・やっておいてなんだが大丈夫なんですかね?
動作確認
バッテリーの配線がどう収まっていたか覚えていなくてちょっと焦る。
だが撮っておいてよかった写真。(`・ω・´)
その後は特に問題もなく元の姿に。
素直にスクロールしてくれている・・・
当たり前の動作になるだけでこんなに感動するとは。
若干硬くなったかな・・・?
上に回すとちょっとコロコロ音が気になる。
油気でも刺しておけばよかったのかな?
・・・どうあれ治ったしいいか。
チャタリングが起きたりしても同じ要領で交換できるだろう。たぶん。
だがクリック部分はもう少し分解を進めないとたどり着けないようだが・・・