一頻りボスを倒して何匹かの厳選や濃縮もやり終えてひと段落。
当初の予想よりよくできたゲームで時間泥棒だったね・・・
Palworld
広大な世界で不思議な生物『パル』を集めて、戦闘・建築・農業を行わせたり、工場で労働させたりする全く新しいマルチ対応のオープンワールドサバイバルクラフトゲームです。
Steam:Palworld / パルワールド (steampowered.com)
「全く新しい」とあるが既視感の連続です。
クラフトピアの件もあるしそういう開発なのはまぁ・・・
内容としては本当に紹介分のままですね。
様々な『パル』と呼ばれる生き物を捕獲し使役していく。
戦わせたり拠点で製造などのタスクを割り当てたりと。
ストーリー的な物はなく各地に配置されたボスを倒すもよし、只管に捕獲した生き物を愛でるもよし。
Steamでよくある箱庭ゲー的な感じでしょうか。
当初はポケモンというワードが良く目につきましたが確かにキャラクターのデザインは一部酷似していますね。
ゲーム性としてはほぼマイルドになったARKでプレイ層がそんなに被っているようには思えません。
「皆が求めていたポケモン」のような意見も散見されたが少々首を傾げるかな?
レジェンドアルセウスを引き合いに出されればまぁ・・・
ワールド作成
開始時にワールドを作成。
SEED値がある訳ではなくマップは固定のようですね。
各種バランスを設定できるインジケーターがありますが今回はデフォルトで開始。
時間を食われる要素もそこそこあるのでソロの場合は割り切って弄るのもありかな。
孵化周りは特に中盤以降はかなり掛かりますね。
環境にも左右されますが1時間くらいは掛かるでしょうか。
0では味気ないと思うならせめて半減あたりがいいかな・・・
序盤
いきなり放り出されます。
明確な目的が示されたゲームでもないので導入部分はあってないようなものですね。
チュートリアルに沿って進めていきました。
モタモタしていると日が暮れて凍える・・・
チュートリアル
チュートリアルと言っても〇〇を設置しろみたいなの続きで特別説明はない。
作るときに自分である程度対象の効果を読んで理解していく必要はありますね。
割と飛ばし気味なので出たからといって直ぐに作れるというものでもない事も。
最後の項目である「レイン密漁団の塔のボスに挑もう」はシレっと出てきますが難敵です。
駆け足で進めているとまぁ勝てない・・・(´・ω・`)
本家ポケモンと違ってトレーナーへのダイレクトアタックもあるので操作も忙しいです。
ゾーイ&エレパンダ
序盤の鬼門というかあまりにもあっさり行けって言われるからというか・・・
想像以上の強さに面食らいましたね。
属性相性のガイドによると土属性が有利とのことなので何匹か持っていくといい感じ。
瀕死にならなければ手持ちである程度回復していきます。
大技がきそうなら引っ込めて回避するのも大事かな。
技によって一定の間合いを取ってから発動してきます。
その特性を利用して主人公がタゲを取ったときに引きずり回すのもコツかなと。
私がクリアしたときに使った子はグラクレスくんでした。
遠征中に拾った巨大タマゴから生まれてきたパル。
序盤で使うような強さではない感じで長らく活躍しましたね・・・
中盤
ここからは指標もなく進んでいきます。
とりあえず捕獲ボーナスでレベルを上げて新要素をアンロックしていきました。
それと同時に快適度合いを少しでも高める為に奔走。
捕獲率の悩み
徐々にデフォルトのスフィアでの捕獲が辛くなってきました。
少し遠出をすると削っても一桁とかそんなのばかりで・・・(´・ω・`)
『クルリス像』を捧げて少しでも水増ししようと毎晩奔走。
夜間は像の発光が見やすく収集が捗ります。
だが大きな落とし穴が潜んでおりアプデで修正されるまで機能していなかった模様。
『表記通りの数値出てるこれ?』『抜けられたときの印象が強く残るだけ?』と疑心暗鬼ではあったのよなぁ。
『メガスフィア』を始めいくつかの上位版が存在しておりそれを作ろうとしたのだが・・・
『金属インゴット』の確保に難儀しており消耗品としてバンバン投げるほどの数を工面できない。
タマモを放牧して大量の『パルスフィア』を確保し数の暴力で暫くは凌いでいました。
鉱石の確保
拠点のレベルが上がると2つ目の拠点を配置できるようになる。
金属の多い場所にすると捗るとのことで山登り中に見つけた高台に拠点を構えました。
採掘用にいいとフレに勧められたドリタスの採掘能力が凄まじく鉄問題に解決の兆し。
ドリタスくんを使う場合は手持ちから投げて削らせていました。
パートナースキルをうまく使えば2つ同時に削らせることもできて便利なのだ。
判定が広いほうが有利なのでアルファ個体だと3つとかも狙えるゾ。
拠点に放して自動的に稼ぐ場合は数で攻めたほうがいいですね。
収集の挙動に癖があるようで拠点に本人がいないとあまり機能してない??
最終的に私は両方行えるアヌビスくんを数匹放していました。
ペコドン辺りを確保できれば割と早い段階から配合で生み出せますね。
ラブラドン、ルミカイト、ドリタス等々との掛け合わせ。
ライドパル
飛行パルも徐々に速いものになっていき巡回が捗っていきます。
ホークウィン ⇒ カバネドリ ⇒ ホルス ⇒ イグニクスという感じで乗り継いでいきました。
最後は上に乗ったまま戦えるのでという理由ですが・・・
地べたを走るタイプの子も使っていました。
ルガルガ・・・ではなくガウルフからムラクモへ乗り継ぎました。
ダンジョンを駆け抜けるのに便利でしたね。
個人的にオープンワールドゲーで空を飛ぶというのがあまり好きではない。
地べたを走って山をよじ登ってというほうが冒険感があって好きですね。
雪山や火山も1度は生身で踏破しました。
無駄にスタミナ管理やフックがうまくなった気がします。(´・ω・`)
配合
早い段階でredditにて配合の仕組みが解明されていたので見ちゃいました。
おかげでかなりスムーズに事を進めることができましたね・・・
ホークウィンの神速個体を持っていたのでベースに飛行パルを段階的に強化していきました。
ホークウィン + トドドドン ⇒ カバネドリ
カバネドリ + アヌビス ⇒ ホルス
といった具合にある種ポケモンの進化的なノリでやれて楽しかったです。
問題は孵化時間と『ケーキ』の確保でした。
前者は数を設置して離れるときにつけっぱにしていました。
後者も同じ解決策を取っていましたが火起こしパルの適正が高くなってくるとほぼ解消ですね。
第二禁猟区でアグニドラを確保してしまえばもう見ていてもそれほど。
終盤
40レベルが見えてきた辺りで経験値を稼ぐスピードが鈍化して行き詰ってきました。
スフィア問題は相変わらず引きずっているというか貧乏性な部分が足を引っ張っている感。
砂漠の遠征で宝箱や人型エネミーを倒して稼ぐという涙ぐましい事態。
それでも『ウルトラスフィア』以上はどうしようもないのでいくつかは作って常備。
レベル上げ
とりあえずは倒せそうな手頃なボスを巡回して稼いでいました。
聖域ではないボスは一晩でほぼ復活しているようで捗りましたね。
捕獲ボーナスももったいないのでこちらは配合で狙うことに。
アグニドラ加入で『ケーキ』の確保が容易になったことも大きいです。
3つ目の拠点を完全に配合と孵化施設にしていました。
戦力増強
火属性の使い勝手が良くずっと一軍だったフォレーナさん。
徐々にパワー不足を感じ始めると同時にユーザーに付与された属性攻撃の強さが気になり始める。
正直中盤までは主人公は完全に足手まといだと感じていました。
某GBのゲームよろしく脆いわりにやられたらゲームオーバーだ。
拳があちーぜ!
だがボス巡回の最中に『ピストル』のレジェダリー設計図を拾ってからその考えは一変しました。
なんだこの火力は・・・そして属性が乗った時のこの伸び方・・・まさか主人公は戦力になるのか?
そこからはもう主人公強化にリソースを割いていく日々でしたね。
結局火力だけは高くなる辺りも確かに似ているのかもしれない・・・
最終的にはライドしつつ攻撃できて属性が乗るイグニクスを相棒(弾避け)に。
控えは火力の伸びるパートナースキルを持ったシャーキッドに突撃・堅城のパッシブを詰めていました。
まだパルになんか頼っているのかと言わんばかりの戦い方に・・・
我、怒れ人なりー
伝説のパル
火山にてジェッドランを見かける。
図鑑のトリを務める伝説のパルだけあって如何にも強そうだ・・・
最初にちょっかいを出してみた時は40レベルだったと思うが軽く蹴散らされる。
いつかコイツを捕獲したときが旅の終わりとしようかなと思い始めた。
ふと背面での『ウルトラスフィア』は1%となっていることに気が付く。
最悪寝込みを襲えばワンチャンないかとぶつけてみる。
ムラクモで駆けて逃げる算段だったがなにを思ったのか降りて投げてしまったのだ・・・
『やばい!起きちゃうよねこれ!ムラクモはよ乗せて乗せてのせ・・・ん?』 ⇒ 捕獲完了
こうして私の旅がいきなり終わってしまった・・・
流石にアレなのでコイツが落とすという『ロケットランチャーの設計図4』の入手を目的とすることに。
順当に行く場合はまずは火属性のパルを強化していきグレイシャルを捕獲する。
属性有利が取れるその子をジェッドランにぶつけるという流れが良さそうですね。
私の場合は本体メインなのでグレイシャルに騎乗して戦いました。
パートナースキルはイグニクスと似たようなもので相性が良かったです。
重火器の暴力の前にジェッドランはなすすべもなく散っていきました・・・:(;゙゚’ω゚’):
完走(?)した感想
先日ようやくレジェンダリーの『ロケットランチャー』を手にしたことで一段落しました。
一頻り遊んで私の感想としては以下の感じ。
・いうほどポケモンではない。
ゲーム内容としてはやはりARK味が強いですね。
恐竜ではなくマスコット的なキャラなのでこちらの方が万人受けするのかな?
その割に『解体』というエグい要素も含まれていましたが・・・
・良くまとまっている
正直クラフトピアの一件があるので初動は警戒して様子見を決め込みました。
いざ蓋を開けてみれば思いのほかしっかりした内容とボリュームに驚きです。
スタックの軽減、持ち上げるキー変更、捕獲率等の明らかに気になる部分の修正が早かったのも。
・非常にコスパが良い
3,000円という価格を考えれば凄まじいボリューム。
ここまでのヒットを飛ばした理由も何割かはコレにあるような気がする・・・しない?
絶妙な価格だったと思いますね。
気になった点もいくつかありまして・・・
・拠点周り
拠点で作業をさせるという要素は目玉な部分だと思いますが少々荒い気もします。
適正レベルの影響が大きく一部の作業を除けばほぼ高い子しか使わない感じになっていきます。
各作業も他の施設連携ができるでもなくただ割り当てておくだけ。
その割り当ても勝手にアサインが外れてくれたりデカブツがスタックとしたりと若干ストレス。
配置を考えるのも1つの遊びかなと思いつつもイコール凝った拠点は作れない悩み。
・伸びしろ
良くまとまっている反面ストーリーもないし何を追加していくのか。
初動でここまで売れたんだから後は完成度を高めるだけでもいいのかね?
この頃はコンテンツの消費が早いのでこのブームもすぐに鎮静化していくと思うのよね。
余程の数ならと思うが建築パーツや数匹のパルを増やすくらいでそこまで盛り上がるかな?
マップが固定されているのでいっそそういう面でもARK方式になるのだろうか・・・
パルモンバトルという路線があるといえば確かにそうだが・・・
・いやポケモンだろ(豹変)
ゲーム性としては全く違うのですがキャラクターとしてはどうしても一部は脳裏にちらつきます。
ボックス周りの雰囲気もレジェンドアルセウスを彷彿とさせるというか。
寧ろわざと寄せてきているんじゃないかなと思うところも・・・
気になる点もあれど全体的には好印象気味。
初動の期待値が低かったので相対的な部分もあるといえばそうですが・・・
それでもこれだけガッツリ遊べれば十分でしたね。(`・ω・´)
まぁ・・・正直心のどこかでこのゲームを認め切れていない自分がいるのも確かだ。
最初はやらずに批判するのもなと思い遊び始めてはまっていれば世話はないわけだが。
ポケモンライクなゲームなんて山ほど見てきた世代。
故に今更とも思っていたがここまでバカ売れしてしまっているのには流石に驚いた。
価格が手頃だったというのもあるけど騒がれたことによる炎上商法の成功例のような気も。
だが本当にコレでいいのかなぁ・・・
別に解体したり重火器をぶっ放したりするゲーム性に関してではなくですよ。
「面白ければいいじゃん」みたいな意見を見るとちょっと複雑な気持ちにもなったかなって。